【25歳が唱える】家計管理についての考え方

家計管理

こんにちは,あひるです.
今回は”家計管理”について,話していこうと思います.
これは人の価値観や年齢によって,かなりバラツキのあるものだと思います.
(収入や資産もさることながら,支出の面でも借家に住むのか,持ち家に住むのか.養育費がかかるのか否か.など,額の変動に個人差がありますよね.)
ここでは,あくまでも私の場合・考えについて,記載していきます.ご了承ください.
20半ばの私ですが,こんなことを考えています.興味のある方は最後までご覧ください!

どのような家計が理想・目標なのか.

私の場合ですが,私は“奨学金返済”や“将来のライフイベント”に備えて貯蓄をしたいと考えているため,支出が収入を上回らない生活という家計が理想だと定めています.
具体的な目標貯金額としては,
150万(JASSO奨学金)+100万円(とりあえずの貯蓄額として20代平均貯金額を設定.)=250万
といったところでしょうか.

なぜ家計簿をつけるのか

私の回答は,家計状況を把握するためです.
私の理想とする家計に近づいているのか,確認する手助けとなります.
また,これにより安心して将来の見通しを立てられることができます.
家計簿をつけ,家計管理をすることにより,収入と支出のバランスを把握し,将来のイベントのために貯蓄をすることで,精神的に豊かな人生を歩めると考えます.

目標達成のために

私は先に示した目標を達成する手段として,月額10万円前後で生活することを念頭に生活しています.
これは,私が1年以上家計簿をつけていく中で,生活の質を下げることなく&精神的苦痛を感じることなく生活できる&蓄財ペースも丁度良い額だと分かったからです.
物欲をコントロールするという意味でも,この額を目安にしています.

お金を使うときに気を付けていること

私は,お金の使途は基本的に「消費」「投資」「浪費」に分類されると考えています.
ここでポイントなのは,この三者の定義や,それぞれに支払える額は人によって違うというところです.
(例えば,被服費は浪費に入るかどうか.飲み会代は浪費に入るかどうか.など)
ここで言いたいのは,浪費を抑えよう,ということではなく,各自で三者の定義や目標に見合った配分目安をしっかりと持ち,それを守ることが大切だということです.
私は家計簿を見直す際には,このバランスをチェックするようにしています.

ちなみに同年代のお金事情は?

ググればすぐに色々な情報が手に入りますが,総務省統計局が発表している家計調査を見ると,年代性別ごとの支出平均が分かります.
ちなみに,2019年の女性・~34歳の単身世帯(集計世帯数63,645)の月額支出額は以下のようになっていました.
(収入に関しては,二人以上世帯しか調査していなかったので割愛)

(十の位以下は四捨五入,単位:円)
支出総額:172,300
内訳
住居:33,500
光熱・水道:7,300
保健医療:4,600
交通・自動車等関係費:20,500
通信:6,700
食費:44,000
家具・家事用品:3,700
被服及び履物:8,200
教養娯楽(習い事など):20,100
(うち書籍・他の印刷物金額:1,600)
諸雑費(理美容関連など):11,800
交際費:11,200
仕送り金:700

感想としては,食費・交通関係費が多いなと思いました.
固定費・半変動費(上記,住居から通信費まで.)を合計すると,72,600円でした.
ここまでは,日本在住時代の私と同じくらいの額でした.
これを踏まえると,食費などの変動費を無理なく抑えることがポイントになると思いました.

投資のすすめ

もし,金銭的に余裕があるのであれば,投資をするのをオススメします.お金に働いてもらうということですね.
投資と言っても,変動の激しいFXなどではなく,初心者でも成功する再現度の高いインデックスファンドの長期投資を勧めます.
加えて,国が提供する節税制度である「つみたてNISA」から始めるとよいと思います.
私は昨年よりこれを利用しているのですが,今のところマイナスにはなっていません.
私は,この投資先は絶対にマイナスにはならないだろうと踏み,奨学金貯金と勝手に銘打って積み立てています.笑
奨学金返還用のお金を積み立てできるし,あわよくばその利益で美味しいもの食べたいなという気持ちです.
いつでも課税なしで引き出せるところも,良いですね.
この他にも,iDeCoやふるさと納税など,国が提供する節税精度がありますので,所得が十分な方は活用することをオススメします.
別に利用しなくても,知るだけでも将来の選択肢が増えるので,有効だと考えます.
気になる方は,金融庁のHPをご覧下さい.

参考)金融知識を取り入れるために

金融知識は学校で教えてくれるわけではないですよね.
なので,私はこの分野の勉強・情報収集に,本やYouTube,Instagramの貯金頑張るぞアカウント(?)を参考にしています.
ここでは特におすすめのYouTubeチャンネルを紹介します.
両学長 リベラルアーツ大学:https://www.youtube.com/channel/UC67Wr_9pA4I0glIxDt_Cpyw
倹者の流儀:https://www.youtube.com/channel/UCdoqNcqLb6b1qPzZW8wAIbg
無料でこれらの情報にアクセスできるので,今の時代は恵まれているなと感じます.参考までに.

参考)世間などに出回る,理想的な家計の割合

最後に,参考までに世間に出回る理想的な家計の割合を見てみましょう.
「家計 理想 割合」などのキーワードで検索すると,めちゃくちゃ多くの記事が出てきます.
多くの記事では,収入に対応する支出の理想的な割合が提唱されております.
今回はアクサダイレクト生命が発信する数値を紹介しようと思います.
https://www.axa-direct-life.co.jp/knowledge/happysmileuniv/basic_coures_of_money/general_statement_10.html

一人暮らし単身世帯に関する具体的な数値は,以下のようになります.
カッコ内には,手取り額が20万円の場合に対応する額を示しています.
住居:28% (56,000円)
光熱・水道:6% (12,000円)
保健医療:4% (8,000円)
通信:6% (12,000円)
食費:18% (36,000円)
日用品雑貨:3% (6,000円)
被服及び履物:3% (6,000円)
趣味・娯楽費:4% (8,000円)
交際費:5% (10,000円)
その他:6% (12,000円)
貯蓄:17% (34,000円)

固定費・半変動費(上記,住居から通信費まで.)を合計すると,88,000円でした.
家計調査と比較すると,15,400円多い結果になっています.
土地によるのでしょうが,住居費が多い印象です.
また,家計調査にはあった「交通・車関係費」,「理美容関係費」の項目が,この中に入っていません.
恐らくですが,これらは「その他」の項目に集約されているのでしょう.
そう考えると,少し現実と離れている気がしますが,裏を返せば,「交通費」,「理美容関係費」はお金がかかる項目であることがわかります.
上記の理想のような生活を続けると,年間約40万円貯蓄できることになります.
(ちなみに,20代貯蓄額中央値は50~100万円です.)

いずれにしても,この金額や数値は話半分に聞いたほうが良いなと,個人的には思います.
これらの金額はあくまでも”世間が唱える理想”であり,実際に使用しなければならない額ではありません.
また,私は収入額の増加に比例して支出額を増やすのではなく,一定の金額で暮らすようにした方が,将来的にみて蓄財ペースは増えていくと思います.
言い換えれば,収入が増えても,生活レベルを無理に引き上げる必要はないということですね.

さて,ここまで色々と書いてきましたが,以上が私の持つ金銭的な考えです.
皆さんはどのような考えをもって,お金を使い,貯めていますか?
この記事が,何かの参考になれば幸いです.
では!

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